よくあるご質問

引張強さ、平均引張強さ、保証引張強さ、最大許容量とは何か?

ローラチェーン

引張強さ:チェーンを破断に至るまで徐々に引張った時の最大引張力
平均引張強さ:引張試験の結果の平均値
最小引張強さ:引張試験の結果を統計処理して設定された最小値
最大許容張力:動的強度を基に設定したチェーンの許容張力の最大値

コンベヤチェーン

引張強さ:チェーンを破断に至るまで徐々に引張った時の最大引張力
平均引張強さ:チェーンの破断荷重を設計上の計算により算出設定した数値
保証引張強さ:メーカーが保証する引張強さ

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ローラチェーンのオフセットリンクを使用すると許容荷重は変わるか?

ローラチェーンのオフセットリンクを使用するとチェーンの最大許容張力は以下のように低下します。

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チェーンの給油箇所はどこか?

ローラチェーンの潤滑で大切な給油箇所は図に示すように(1)、(2)の箇所です。

(1)ピン~ブシュ間への給油
ローラチェーンの摩耗の主要因であるピン~ブシュ間の摩耗を防止します。

(2)ブシュ~ローラ間の摩耗を防止するとともに、騒音の低減、衝撃荷重の吸収に効果があります。

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潤滑油は何が良いか?

潤滑油は一般に高級潤滑油をご使用下さい。また、潤滑油は周囲温度、潤滑形式、チェーンサイズに合わせて適当な粘度のものを下表より選定し使用して下さい。

ローラチェーン

廃油は異物やごみ、切粉等が混入している恐れがあり、また重油やグリースは粘度が高くピン~ブシュ間に浸透しづらいので使用しないでください。
周囲の温度が-10℃以下、60℃以上は特殊な潤滑油になりますので、当社へご相談ください。

潤滑区分A:油差し又はブラシを用いた頻繁な手差し給油
潤滑区分B:滴下給油
潤滑区分C:オイルバス又はディスク給油
潤滑区分D:フィルター付き圧送潤滑、必要に応じてオイルクーラーを付ける

市場潤滑油(参考)

メーカー名は順不同

コンベヤチェーン

市場潤滑油(参考)

周囲の温度が0℃以下、50℃以上の場合は特殊な潤滑油となります。また使用環境によっては給油できない場合もあります。
その場合は当社へご相談ください。

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チェーンはどのように構成されているか?

チェーンは、リンクプレート、ピン、ブシュ、ローラ等の部品で構成されています。

参考として、標準型コンベヤチェーンの例を示します。

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チェーンにはどのような規格があるか?(取扱い規格)

JIS(日本工業規格)、ANSI(アメリカ合衆国)とISO(国際標準化機構)などの規格があります。

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カタログに載っていないチェーンも製作出来るのか?

ダブルピッチローラチェーンのSローラとRローラをどのように区別しているか?

使用しているローラの外径寸法によって小型ローラシリーズ(Sローラ型)と大型ローラシリーズ(Rローラ型)に分類されます。

小型ローラシリーズ(Sローラ型)
  • チェーン呼び番号の右端の数字が“0”で表されています。
  • ローラの外径が基になる標準型ローラチェーンと共通です。
  • スプロケットの歯数が30以上のときは、標準型スプロケットが使用できます。
大型ローラシリーズ(Rローラ型)
  • チェーン呼び番号の右端の数字が“2”で表されています。
  • ローラの外径が、ダブルピッチローラチェーンと同じピッチの標準型ローラチェーンと共通です。
  • スプロケットは、専用スプロケットをご使用ください。

参考:搬送用ダブルピッチローラチェーン寸法

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チェーンの使用限度はどれくらいか?また点検方法は?

取替えの目安は次の通りです。

ローラチェーン
チェーン・スプロケットの取扱い ローラチェーン/ローラチェーン用スプロケットを参照ください。
コンベヤチェーン
チェーン・スプロケットの取扱い コンベヤチェーン/コンベヤチェーン用スプロケットを参照ください。

詳細な点検方法はサービスマニュアルをご参照ください。

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コンベヤチェーンの仕様には何があるか?

コンベヤチェーンは、使用する部品材質や熱処理により次のように分類されます。

詳しくはこちらのPDFをご覧ください

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チェーンアタッチメントの種類

チェーンには用途に応じて種々のアタッチメントが必要です。

詳しくはこちらのPDFをご覧ください

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ローラチェーンの定尺は?

10FT(3,048㎜)になります。

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