真円形状で継ぎ目がないソリッドブシュを使用
高水準の強度性能を従来価格で提供
継ぎ目のないソリッドブシュ&ローラチェーンの特性を活かし、さらなる性能アップを実現した「標準型ローラチェーン」をご紹介します。
高付加価値ローラチェーンの最新型「標準型ローラチェーン」
さまざまな機械装置の駆動部分に用いられ、私たちの生活や産業を支えているローラチェーン。耐荷重、耐摩耗性をはじめとする安全性能が厳しく求められる商品であることは言うまでもありません。
当社は1987年に「ソリッドブシュ&ローラチェーン」を発売。一体成形による継ぎ目のない真円形状のブシュで、ピンとの全面接触により、高い耐摩耗性を発揮します。長寿命の点でも優位性を発揮。継ぎ目部分から潤滑油が逃げてしまう「捲きブシュ品」と比べ、2~3倍の摩耗寿命をもたらしました。
真円形状で継ぎ目のないソリッドブシュを使用
「標準型ローラチェーン」では、ブッシュ以外の部品にも形状に工夫が施されています。チェーンの端部同士をつなぐ継手リンクは、メンテナンスの度にチェーン全長の中から探し出す必要があるピースで、継ぎ目の脱着を可能にするために強度の減少が生じざるを得ない部分です。当社はこの継ぎ手リンクを小判形にすることで、他の本体チェーンのヒョウタン形状との見分けを容易にし、なおかつ本体チェーンと同等の許容引力を持たせました。
高水準の強度性能を従来価格で提供
さらに2009年7月開発の「標準型ローラチェーン」は、ピンおよびプレート部分に特殊加工を施し、高水準の疲労強度を実現しました。この性能向上により、ローラチェーンを用いる現場では、これまでよりワンサイズ下のチェーンを導入することが可能になりました。しかも商品価格は据え置き。極めて高いコストパフォーマンスを実現しています。