- 特長1
- 強度は2列ローラチェーンと同等を実現
- 特長2
- 標準1列用スプロケットの使用が可能
- 特長3
- 省スペース化・軽量化
ローラチェーンは、モータなどの動力を伝達するための要となる部品として、鉄鋼、セメント、工作機械、重機械など多種多様な分野で用いられています。特に大きな耐荷重が求められる用途では、チェーン自体の破断強度を高めるため、2列のチェンを導入することが一般的でした。
「ダブルキャパシティチェーン」は、1列チェーンの内・外プレートに、プレートを重ねることで、1列のチェーンでありながら従来の2倍近い破断強度を実現した商品です。2列チェーンの破断強度の約95%を維持するとともに、1列チェーン用のスプロケットで使用することができます。またチェーンの幅は2列用に対して約25%減、重量は約5%減という省スペース化・軽量化をもたらします。使用可能な条件が合致すれば、トータルコストダウンによるメリットが得られます。
「ダブルキャパシティチェーン」は、主に米国市場の重機械を中心に多くの採用実績を重ねています。